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2006年03月20日 ()
誰もいないのか。
リスボンの広場で、アレクシオは辺りを見回した。
ハンスに新しい大砲を届ける為に戻ってきたのだが・・・。
まぁ、すぐに誰か来るだろう。
そう思って、腰を下ろすと「HAHAHA」といつもの笑い声。
ハンス?と声をかけてみたものの、周りには誰もいない。
どこかに隠れているのかと、物陰も覗いてみたが、人の気配はない。
・・・・・・・・・。
少し不気味な想像にとらわれそうになていると「せんちょーさーん!」
と、港のほうからアザゼルが駆けてきた。
「こにちは・・・・・・・ヘンな顔してどしたの?」
アザゼルの問いに、今、ハンスの声が・・・と言いかけた途端「HAHAHA」とまた笑い声。
声がしてすぐ回りを見回してみたが、やはり誰もいない。
「あ、パパだ。ただいまぁ」
その声に驚いてアレクシオが振り向くと、アザゼルは何故かアレクシオの足元にしゃがみこんでニコニコ笑っている。
「パパ、なんかちーさくない?」
アザゼルの言葉で、アレクシオはやっとアザゼルの目の前にある、人形にしか見えないようなそれが目に映った。
ありえない光景にアレクシオは自分の目を疑わざるをえなかった。
アザゼルが楽しそうに手のひらに乗せて持ち上げた、身の丈10センチほどのそれは、間違えようのない「HAHAHA」と言う笑い声を上げるハンスだった。
それだけでも驚きなのに。
それがアザゼルの手のひらの上に2人いる事に、アレクシオは不覚にも気絶しそうな衝撃に襲われた。




とりあえずかろうじて立ち直ってから、ハンスに順を追って聞いたところ、カリブの方に出かけたときに黒づくめの物売りから「めずらしい酒」を買ったらしい。
常夏のカリブで黒づくめ・・・・・・・・それだけでも十分怪しいのに、その怪しい人物から買った得体の知れないものを飲むハンスに、怒りを通り越してあきれるアレクシオだったが、このままにもしておけない。
とりあえずハンスが飲んだという酒のビンが、そのまま転がっていると言うのでまず拾い上げてみてみる。

ビンにラベルが張ってあり、『効能』と書いてある。
『効能:このお酒は飲んだ人間を7人の小人に変化させます。各10センチほどの大きさとなりますので、普段いけない場所や、みた事もない風景を存分にお楽しみ下さい。
また、小さくなる時間は24時間となります。元に戻る時間には安全な場所に7人全員で待機していただけるよう、よろしくお願いいたします。

なんだ、24時間経ったら戻るのか。
ふと安心しかけたアレクシオだったが、その後ろに「使用上の注意」と言う一文が見てとれた。
その一文を読み上げて、目の前が真っ暗になった。

『使用上の注意:戻る時は必ず7人全員を半径3メートル以内に置いてください。
それ以上の距離がありますと、分かれたまま元の姿に戻ることもあります。』

つまり・・・・・・・・・。
「パパがいっぱいになるってことかー。」
よこからビンを覗き込んでたアザゼルが嬉しそうに笑う。
「パパがいっぱいっていうのもきっと楽しいよねー」

・・・・・・冗談ではない!
・・・・・・ハンスが7人に!?
恐ろしい光景にアレクシオは今すぐにでも気を失いたかったが、そうは行かない。
何とか時間までに7人集めなくては!
アザゼルの手のひらにいるハンスを振り向いて見ると、何故か一人に減っている。
「なんかHAHAHAって笑いながら、どっか行っちゃったよ」
残った一人はどうやらアザゼルの遊び相手になっているらしい。
そのハンスを右手で掴みいつ酒を飲んだのか、と問い詰める。

どうやら飲んでから20時間足らず、というところらしい。
リミットは5時間強か・・・。
しかしどこにいるかも分からない者をあと5時間で6人集めないといけないとは・・・・。
そんなこと出来るんだろうか?しかも相手はハンスだ!

取りあえず心当たりを探す事にしたらしい。
アザゼルに1匹(?)残ってるハンスをしっかり捕まえておくように伝えて、アレクシオは酒場のほうへと走っていった。

ハンスの行きそうなところと言えば・・・当然酒場が真っ先に浮かぶ。
が。
酒場に足を踏み入れてみるといつも通り冒険者や軍人、商人で賑わっており、この人の多さでは明らかにミニマムハンスを探し出すのは不可能と思われる。
どうしたものかと思いつつ、20分ほど探し回ってみたが薄暗い店内、10センチ台の小さなものを探すのはやはり不可能だと諦めをつけて戻る。

一体どうしたものか・・・・考えている間にも時間は刻一刻と迫っている。
「釣りをするにはね、えさがひつよーなんだよ」
アザゼルの突然の言葉にアレクシオは一瞬「は?」と言う表情になったが、すぐに理解した。
理解すると同時に「餌」に向けて手紙を飛ばした。

「緊急!」と書かれた手紙を見てリスボンに戻ってきたのは2人。
大量の羊毛を抱えた副官、セヴァスをつれた椿と、新たに仕入れたらしい料理の本を抱えたクルルだった。
呼び出される事などめったにない事なので、2人とも仕事途中で戻ってきてくれたらしい。
「何事?」
と声を揃えて聞いてきた2人にアレクシオは例のビンを見せた上で手短に事情を説明した。
ハンスが7人・・・・・2人ともどうやら想像してしまったらしく、少し青くなって肩を落とした。

しかしそのミニハンスが居なくなったのと自分達が呼ばれたのと何が関係あるのか?
問われて「餌にする為に」とも答えられずアレクシオが口ごもっていると、突然セヴァスが「失礼」と腰を上げる。
そうして突然手に抜いた銃を、躊躇いなく山積みになった羊毛の影に発砲した。
羊毛の影から小さな塊が飛び出し「チィィ」と声を上げる。
出てきたのは体長10センチのハンス。
話には聞いてたものの、ありえない現実を目の前に突きつけられると、人というのは一瞬思考が真っ白になってしまうのかもしれない。
ボーっと立ってる椿に向かって再びミニハンスが飛びついてきた。
が、
セヴァスが再び短銃を構えたがそのまま発砲すると椿に当たりかねない。
引き金に掛けていた指を外し、持ち替えてグリップ部分で殴ろうとした刹那、椿の足が空を切る音と共に振り下ろされた。
まっすぐ突っ込んできていたハンスの体が鈍い音を立てて地面に叩き落とされる。

「OK、今のは効いたぜ・・・」との呟きを残して気絶したようだ。
何時もならこんな事もないのだろうが、10センチの体で椿の蹴りをまともに受ければ、潰れなかっただけでもラッキーと言うものだろう。
「パパ2かくほー」
アザゼルが地面にめり込んだ2体目のハンスを拾い上げる。
「パパ、このままにしとくとまたどっかいっちゃうけど、どするー?」
それもそうだ。
手近なもので何か・・・と探し結局空の酒樽の中に入れておくことにした。

ここまでで既に1時間が経過してしまっている。
この調子であと4時間以内に5人。
どう考えても「餌」で釣るしかない。

だが既にセヴァスにその手がばれてしまったらしく、「うちのお嬢様に何をさせる気だ」と口にこそ出さないが殺気のこもった目でにらまれてしまっては、椿は囮には使えない。
となると、クルルに頼るしかないのだが・・・・。
「ヤダ」
とひと言の元に強く拒絶されてしまった。
このままハンスの人数が増えたらいちばん大変なのは確実にクルルだと思うんだが、と説得を試みると、たしかにありえる未来なのでクルルもぐっとつまる。
囮って一体何をすればいいのか?
囮になる事を納得したわけではないがクルルがポツリと聞いてくる。
「んー・・・やっぱりあれだよね、オシャレ!」
は?と言う表情をしているクルルにアザゼルが満面の笑みでバーメイドドレスを差し出す。
「これなら絶対いっぱつ!パパぜんぶいっぺんにつかまるよー」
確かにつかまる。間違いなく捕まると思う、が。
・・・・・・当然クルルがそんなものを黙って着て、しかもハンスをおびき寄せる囮になってくれる訳はなく。
結局話し合った結果、クルルは捕まえたハンスの見張りに。
椿とアレクシオ、そしてアザゼルで残りのハンスを探し出すことになった。
この話し合いで既に1時間。
残り3時間弱。
取りあえず2時間、それぞれの思うように探してみることにして解散した。


アレクシオは再び酒場に足を踏み入れた。
先刻は頭が少し混乱してたこともあって出鱈目に探してしまったが、よくよくハンスの行動を考えれば、酒場の中でも行くところは限られている。
酒場に足を踏み入れるとアレクシオはまず店の最奥に詰まれた酒樽付近を重点的に捜す。
そこにハンスの姿は見当たらなかったが、樽の一つに小さな穴が開いておりそこから酒が漏れ出している。
・・・・どうやら全身で酒を堪能したらしい。
酒に濡れた何かが移動した後がまだ床にしっかりと残っていた。

追っていくと当然それはカウンターの中に続いている・・・。
アレクシオがカウンターに近づくと酒場娘のクリスティナが「うれしいな、待ってたのよ」と迎えてくれる。
早速ハンスの事を聞いてみようかと思ったが、その必要はなかった。
クリスティナの手のなかに握られているもの。
酒の海で泳ぎ流石に酔っ払ったらしく赤い顔した小さなハンスだった。
「これ?さっきそこの酒樽の中に落ちてたの」
どうやら「人形」と思っているらしく、自分の物なので渡してくれるように言うと、明らかに「そんな趣味が」と言わんばかりの目でアレクシオを見ている。
違うんだ!との反論をするのも虚しく、アレクシオは逃げるように酒場から出て行った。

一方椿も考えた。
ハンスが行く場所、というと限られている。
女のところだろう。
そうしてハンスが行きそうな女の人がいる所といえば、このリスボンには今のところ2箇所。
1つは先程アレクシオが行った酒場(娘)のところだ。
こちらは任せるとしてもう一箇所。

椿は港に停泊しているクルルの船へと向かった。

クルルの大きな商用ガレオンに近づくと椿の顔を知っている船員が近づいてきた。
船長は留守だといわれたが、探し物をたのまれた、と伝えると船長室へと案内される。
クルルの船長室は流石というべきか、横に厨房が隣接しており、その更に奥は食糧倉庫になってるらしい。
椿はしばらく考えてたが、自分の着ているハンデラーをさっくりと仕立て直す。
色はクルルが普段着てる色だ。

そうしてフックに掛けてあったソンブレロを借りて被ると、厨房のほうへと足を踏み入れた。
セヴァスがついてこようとしたが、それでは意味がないのでなだめて足止めする。
今は飯時でもなく誰もいない厨房に、椿の足音が響いた。

どうやら厨房ではないようだ。
そのまま食糧倉庫に足を踏み入れ、立ち止まると、なにかの気配がした。
一体どこにいるのか・・・?

カタン、と音がして振り向き、蹴りを繰り出そうとする。
が。
樽の影から出てきたのは小さなネズミだった。
ふっと息を吐き出し一瞬だけ気を抜いたその隙を突いて、反対の酒樽の陰から「フォゥゥゥゥ」という掛け声と共にミニハンスが飛び出してきた。
不意を突かれて、あわや衝突、と思った瞬間。
船長室の方から短銃の音が響く。
椿に張り付く寸前でハンスが身を反らして反転した。
よくもまぁこんな小さい体で銃弾を避けれるもんだ、と感心したが、感心しつつも、足技を繰り出すのはさぼっていなかった。
銃弾を避けて不安定な姿勢でいたミニハンスを黄金の右足で床に沈めると椿はセヴァスに向かってガッツポーズをして見せた。

いつでも冷静沈着な執事は、唯深々と頭を下げた。

アザゼルはアレクシオが酒場、椿が港に行く後姿を見て「んー」と考え込んでいたが、ふと思いつく事があったらしく、交易所の辺りにある、小さな箱を借りてきた。
箱のふたを外してそれを横に向けると箱の奥になにやら取り出した写真を据えた。
そうして箱のふたの部分に紐をつけてそれを木を利用して支えると、ネズミ捕りのような仕掛けを作った。

そうしてわくわく顔で、丁度ハンスを入れている樽の影に隠れた。
クルルが不思議そうにあれは何の写真なのか?と聞くと口に指を当てて「しー」っといって笑う。
「パパのだいこーぶつだよっ」
そう言って罠のほうを見てるとなんと10分もしないうちにミニハンスが近寄ってきた。
「ウヒョォォォ」となにやら興奮した様子で何を疑うでもなく、あっさりと箱の中に入っていき、そうしてさっくりと捕獲される。

「やったー!パパゲットー♪」
嬉しそうに箱を持ち上げ、樽の上で逆さにしてふたを取ると、樽の中に捕獲されたハンスと写真が落ちた。
なにやら樽の中で3人のハンスが写真を取り合いしている。
中が薄暗くていまいちはっきり見えないがなにやら女性の姿写真のような・・・・。
嫌な予感がして、再びアザゼルに何の写真だったか聞いてみる。
「えっとねー、この前とったクルルさんの背中まるみえの写真」
予想してたこととはいえ嬉しそうに答えられ、クルルはがっくり肩を落とした。



2時間後。
結局捕まえられたハンスは5人。
あと2人足りないわけだ。
あと1時間以内に2人探す・・・・。
既に心当たりはかなり当たっている。
残りの2人は最悪どこか適当な場所で、酔っ払って寝ているなどの理由が考えられる。
そうなると予測不可能なだけにあつめることは不可能に近い。

・・・・・・しかしここはなんとしても捕獲しなければ!
そのためにも!
と、全員でクルルに囮になる事を承諾してもらえるよう頼み込んだ。
どうにも躊躇っていたクルルだったが
「このままだとパパ3人かー。3人とおっかけっこだとたのしそーだねー」
と、アザゼルの台詞に、3人のハンスに追いかけられる自分を想像したのか、青ざめて肩を落としていたが、意を決したように囮になる事を承諾した。
3人のハンスに追いかけられるなどという悪夢を考えると、今一瞬我慢した方がいい、と思ったのかもしれない。

で、囮に使うとしてどうすればいいか?
「パパがね、クルルさんのバーメイドドレス姿を見れるなら世界のはてからでも飛んで帰ってくるってゆってた」
アザゼルの一言で「バーメイドドレス姿のクルル」を囮に使うことが決定。
誰とは言わないがこれを持っていそうな人物から、アレクシオが急ぎバーメイドドレスを借りてくると、クルルに手渡す。
中々踏ん切りがつかないらしく、暫くまだ躊躇っていたが「後30分」と聞いて、慌てて着替えに空き家にはいっていった。

これで旨く行けばいいんだが・・・。
不安そうなアレクシオにアザゼルが「だいじょーぶだよ」と声をかける。
「だってパパ、もうきてるみたい」
・・・・・・へ?
アザゼルが指差したのは扉の横にある窓。
・・・・・・どうやら鍵が開いてたらしく、いつの間にやら5センチほどの隙間が開いている。
ヤバイ!
アレクシオが叫んで扉を開けて中に飛び込んでいった。
「せんちょーさん、クルルさんまだおきがえ中だよ?」
アザゼルが言った時にはもう遅かった。
中から「キャー」という叫び声と共になんと椅子が飛んできた。
滅多にないクルルの攻撃がアレクシオにクリティカルヒット。
アレクシオは弁解する間もなく床に昏倒した・・・・が。
なんと一緒にミニハンスが2人、椅子の直撃を受けて床に落ちていた。

「さすがクルルさん、すごいねー」
ミニハンスを2人拾い上げながらアザゼルが賞賛すると、椿もセヴァスにアレクシオの介抱を支持しながら頷いた。
対ハンス最強の囮だな。と。


やっとの事で集めた7人を樽の中に入れ、全員が安堵の息をついた。
「そろそろ時間かなぁ?」
アザゼルの言葉に樽の中を覗いてみると、おとなしくするようにと入れた酒を片手に、7人で酒盛りしているハンスの姿が見えた。
何でこいつは自分が7人に分かれているというのに慌てもしないんだ・・・。
呟くと中から「気にするな、HAHAHA」と言う声が響く。
思わず黒い衝動にかられたアレクシオだったが、ここでハンスを逃がしては今までの努力が水の泡だ。

ぐっと耐えて樽の縁を握り締めて、ぎょっとする。
樽の箍が緩んでいる。
不味い、気づかれないうちにどうにかしておかないと・・・と思ったが、アザゼルが「パパ何してるー?」と樽を覗き込もうと樽の縁に体を預けてしまった。

途端にピシッっと鈍い音がして樽の板が外れる。
開いた隙間から「ウヒョーーー」と叫び声を上げながら、ハンスが次々と飛び出してきた。

まずい・・・・!今逃がしたら間違いなくハンスが大量生産されてしまう。
7人が散り散りの方向に走り始めた瞬間。
「あ、クルルさん、おかえりぃ」
とアザゼルが手をヒラヒラと振る。
途端にハンス全員の動きが止まり、「ハニーーーー」と叫び声が聞こえたかと思うと、全員がクルルに飛び掛っていった。
予想しなかった攻撃にクルルが「ギャー」と叫び声を上げて足を止める。
その瞬間。
小さなハンスたちの体がぼんっ、と音を上げて白い煙に包まれた。

風に舞う白煙に咳き込みながら全員が顔を上げる。
最初に声をあげたのはアザゼルだった。
「お姫さまだっこだー、いいなっ!」
謎の台詞に他の2人は両手で白煙を払いクルルのほうを見た。

そこにはクルルの姿があったが、その姿が宙に浮いている・・・・様に見えた。
だがすぐにそれが間違いだったことに気がついた。
HAHAHAと笑いクルルをお姫さまだっこして立っているのは、何時も通りの長身に戻ったハンスの姿。

「パパ、元通りになっちゃったねー」
少し残念そうなアザゼルの台詞に、アレクシオと椿は、心底良かったと脱力してその場に座り込んだ。
クルルは一瞬状況を理解できなかったようだが、「大丈夫か、ハニー?」と声をかけられやっと正気に戻ったらしい。
リスボン中に響きそうな叫び声を上げると、右手に持っていた料理の本の角を勢いよくハンスの顎下に叩き込んだ。

緩んだハンスの手から転がり落ちるように逃れると、そのまま「うああん!」と叫びながら出航所のほうへと走り去っていった。



「とりあえず、めでたしめでたしかなぁ?」
アザゼルの言葉に他の2人は曖昧に笑ったが、ハンスだけが顎に喰らった一撃から立ち直ると「まだまだこれからだぜ!フォーーー」と叫んでクルルの後を追っかけていった。



騒がしかったリスボンに戻った、何時も通りの風景。
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[2006.03.20(Mon) 02:55] 短編小説Trackback(0) | Comments(0)
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