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リストマーク 好きな人をプレゼント? 

本当の誕生日から随分とずれが生じてしまいました・・・・orz

ゆずきさん&クルルさん&ふーまさんが連続で誕生日と言う事で、何とか3人共を出せる文章はできないものか、と無い脳みそをひねってみましたが、気が付いたのが既に日曜日だった事と、熱出して倒れたりと、暇が無かったので、ひねりも落ちも何も無い文章になってしまいました・・・・ごめんなさいorz


頑張って愛だけはこめましたので、ご笑納いただければ幸いです!
と言う事で、クルルさん、ゆずきさん、封真さん。
お誕生日おめでとうございます!('▽'*






「誕生日、というのはどういう事をするものだ?」
ジャバウォックの突然の質問に副官も執事も目を丸くした。
「姐御様、誕生日なんですか?」
「いや、私の誕生日じゃないんだがな、誕生日というのは何をすれば嬉しいものなのかとおもってな。」

「はぁ・・・ひょっとして姐御様、プレゼントを考えておられるのですか?」
「あ~、そう言えばクルル様とふぃりす様、あと桃生様も誕生日でしたね~。」
チェシャネコとバンダースナッチのやり取りに、ああ、とドーマウスと執事が頷いた。

「女性へのプレゼントなら、花とかアクセサリーが無難だと思いますが。」
執事の言葉にバンダースナッチが
「それは確かに無難ですけど、無個性ですわね~、そんなんじゃ印象に残りませんわよ~?」
「プ・・・プレゼントって印象に残る必要あるんですか?値段がそれなりなら・・・・」

執事の言葉にチェシャネコとバンダースナッチが揃って溜息をつく。
「執事さん・・・彼女さんいないんですか?」
「ダメよねぇ~」

突然責められるような、同情するような目で見られて戸惑う執事に「嗚呼、そうか。」、とジャバウォックが口を挟んだ。
「だからお前、振られてばかりなのか?」
止めには十分だったようだ。
執事は泣きながら街中に飛び出していった。

(姐御様、もう少し言葉を選んであげてください・・・)
「ん?私は何か変な事を言ったか?」
それはともかく、とジャバウォックは続けた。
「生産もしない、冒険もしない、しかもここの所海事修行ばかりしていたからな、これ、というものが無いんだが・・・・」
(私の作るもので皆様の使うものは少ないですしね)
ドーマウスの生産はジャバウォックの使うものが多い為、明らかに戦闘向けに偏っている。

「まぁでも、さっきという事が矛盾はしてますが、プレゼントって言うのはようは本人の気持ちですからね~、喜んでもらえるように、って考えるのが一番ですよ~」
「そうですよ!私だったら好きな人と一緒にお祝いするだけでも嬉しいですよ?」
チェシャネコの台詞にジャバウォックが何か思いついたように「成る程な」と頷いた。
「では、プレゼントを捕まえに行ってくるか。バンダー、チェシャ、ついてこい。・・・・あと、ドーもだ。」
「はい、了解で・・・・・・・・捕まえる?」

チェシャネコの疑問には答えずジャバウォックはアパルタメントを出ていった。
その後姿を見たドーマウスが軽く溜息をつく。
(何か・・・嫌な予感がします。)



まずジャバウォックが足を向けたのはマルセイユの出航所近くだった。
「やはりいたか。」
海に向かって溜息をついていたのは少し前にアパルタメントから飛び出した執事だった。
「おう、迎えに来たぞ。」
ジャバウォックの声に、執事が驚いて振り向いた。
慌てて涙をぬぐっていたようだが、ジャバウォックはそんな事を気にもせず執事の襟首を掴むと、そのまま半ば引きずるような状態で歩き始めた。

「ちょ・・・姐御様、いきなり何なんですか!」
「まぁ、黙ってついてこい。」
「ついてこいって・・・この状態じゃまともに歩けないんですけど、離してもらえませんか?」
執事の言葉にジャバウォックは少し考えてから、首を横に振った。
「逃げられると困るから、このまま大人しく引きずられていろ。」
「なななななな、何をする気ですか!?」
暴れる執事を押さえ込んでジャバウォックが耳元で囁いた。

「それも内緒だ・・・・これ以上暴れると気絶させて連れて行くぞ。」
ジャバウォックの言葉に執事の顔色はどんどん青くなっていった。


次にジャバウォックが向かったのはアムステルダムだった。
「お前らはここで待ってろ。」
そう言ってジャバウォックは一人で船を降りた。
そうして1時間程して戻ってきた時には、肩になにやら抱えている。

「おう、2人とも。これを綺麗にラッピングしてくれ。プレゼントだからな。」
そう言ってジャバウォックが丁寧に甲板に下ろしたものを見て、チェシャネコは「え!?」と思わず大声を上げてしまった。
ジャバウォックが人差し指を唇にあて制する。
「さて・・・取り合えず先に2個プレゼントを届けに行くか。」


セビリアに着くと、ジャバウォックは商館へと向かった。
町の人間の視線がやけにジャバウォックの方に・・・正確にはその後方に立つ2人に向けられている。
当然だろう。

ジャバウォックの後ろには、背の高い青年2人が頭には大きな赤いリボンをつけられ、何故か体には大きなプレゼント包装紙が巻きついている。
どう見たって異様な光景に周りの人も驚き道をあけるぐらいだ。

「・・・姐御様、これは一体・・・・というかせめてリボンは外させてください!」
半泣きの状態で執事が訴えたが
「何を言うか、プレゼントにはリボンは欠かせないだろうが。」
と一蹴されてしまった。

「ドーさん・・・オレたちこれからどうなるんですか・・・?」
(まぁ・・・想像はつきますけどね。分かった所で逃れられないので、諦めましょうか。)
ドーマウスは諦めたのか溜息をついただけで無抵抗のままジャバウォックの後ろについて行った。
「おい、一緒に来ないとまた引きずっていくぞ」
足を止める執事に脅しとしか取れない言葉をかけると、ジャバウォックはハモンの商館である11番商館へと向かっっていった。


「「お、姐御だ。おひさしぶりー!」」
ステレオ音響で迎えたのはふぃりすとゆずきの姉妹だった。
「おう、久しぶりだ・・・それと遅れたが誕生日おめでとう。」
「「ありがとー!」」
祝いの言葉に2人が礼を言った所で、ジャバウォックは後ろに立っていた2人を前に突き出して言った。

「気の効いたプレゼントを思いつかなくてな、これにした。1週間ほど自由にこき使ってやってくれ。」
「ええええ!?」
寝耳に水なのはプレゼントである本人達だ。
「姐御様!どういうことですか!?」
「どういう・・・と言われてもな。好きな人といるだけでもプレゼントだと聞いたんでな。」
ふぃりすとゆずきが「?」という表情をしている。
「だが姉妹殿の好きな人、と言うのがよく分からなくてな、取り合えず部屋の改造工事に役に立ちそうな男なら嫌いではないだろう、とプレゼントにしてみた。」

それを聞いて2人の目が輝く。
「「1週間使い放題?」」
「嗚呼」
「「何に使ってもいいの?罠を作ったりとか、隠し穴掘るのとか!対ハンス用仕掛けの実験台とか!?」
「嗚呼、なんにでも使ってくれ。」
ジャバウォックの返事に、執事はがっくりとヒザと肩を落とし、既に予想のついていたドーマウスは、今日何度目か分からない諦めの溜息をついた。



「ここはプレゼントボックスごと室内に放り込んでおくか。」
無事姉妹のプレゼントを渡したジャバウォックはアパルタメントに戻ってきていた。
と言っても自分のアパルタメントではない。
守衛に頼んで部屋を空けてもらい、中に大きなプレゼントの箱を入れると、早々に部屋を退散する。

「あの・・・姐御様あれ大丈夫なんですか?中・・・・」
「空気穴は十分すぎるほどあるしな、中にはやわらかいシーツも敷いてあるし・・・中からも開けれるようになっているから心配ないぞ。」
それに、とジャバウォックは広場の方を指差した。
「戻ってきておられたんですね。」
ジャバウォックはあえて返事をせず、少し笑って、そのままアパルタメントを後にした。



封真がアパルタメントのドアを開けると部屋の真ん中には見覚えの無い大きな箱がおいてあった。
「?」
疑問に思いつつも、白い包装に赤いリボンと言うその箱は、いかにもプレゼントらしく思えたので、自分宛の誕生日プレゼントか・・・?と疑問に思いつつ手を掛けた。
人が丸々入れそうだな、と考えていると、突然箱の中で何かが動く気配がして、伸ばしかけた手を引っ込める。

そのまましばらく見ていると、蓋の部分が持ち上がり、見覚えのある姿が現れた。
「おはよー・・・・あり?ふーまさん?」
まだ完全に目覚めていないのか、両目をこすりながら欠伸をひとつ。
その頭にはプレゼント箱についていたのと同じ赤いリボンが結んである。

「あ、そか思い出した!」
やっと目が覚めたのか、アザゼルは箱から飛び出すと封真の前に立ちにっこり笑って言った。
「ふーまさん、おたんじょうびおめでとー!」
そう言ってから、少し恥ずかしそうにうつむいて言葉を続けた。
「あのね、最近うちでかけてないから、プレゼントするものがなくて、そしたらあねごが「一緒にいいるだけでも十分プレゼントになるぞ」ってゆったから、それでね・・・」
なにやら言葉をまだ続けようとするアザゼルの頭を、封真が優しく撫でる。

アザゼルは自分の前にしゃがんでくれた封真にもう一度言った。
「おたんじょうびおめでとう、ふーまさん!おいわいしよ?」



「さて、最後が難題なんだが・・・・」
「クルル様のプレゼントですね~」
うむ、とジャバウォックは頷いてそのまま考え込んだ。
「姉妹さんと同じで特に好きな男性とか聞いたこと無いですし・・・・かといって人の手を借りるほどの大掛かりな趣味もございませんよね?」
「うーむ、どうするかな・・・・」
「そうですね~、一緒にいると元気が出るような人とか・・・どうですか?」
バンダースナッチの言葉に「ふむ」と頷いて、顔を上げる。

「だと、アイツでいいか。」
「何か心当たりでもあったんですか~?」
「うむ、海戦があるから地中海に戻ってきているだろうしな、これから捕まえに行くか。」

海戦だから。その言葉がチェシャネコの心に妙に引っかかった。
「・・・姐御様、その人物って・・・」
恐る恐る尋ねると、
「あっさり拿捕できるようなヤツじゃないから、苦労するかもな」
と、付け加える。
「あの~・・・・もしかしてそれって、ハンス様ですか~?」
まさかの答えにジャバウォックは「うむ」と答えた。

「ええ!?ハンスさんですか!何故ですか!?」
「いや、嬢ちゃんは普段は結構おっとりしているが、ハンスが絡むと途端に元気になるだろう?」
バンダースナッチが首を傾げる。
「でもあれは元気になっている、と言うより必死になっている、と言ったほうが妥当な気がしますよ~?」

「え?でもハンスさんが誕生日に一緒にいてくれたらきっと楽しいと思いますよ?」
明らかに私心の入った評価に、バンダースナッチが微笑んだ。
「チャーちゃんはそうでしょうけど~、姐御様、別のプレゼントを考えませんか~?」
「他・・・と言われてもな、それ以上心当たりが無いんだが。」

そう言って考え込んだジャバウォックとバンダースナッチに、チェシャネコがぽつりと言った。
「姐御様、ここの所ずっと東南アジアだったからクルル様と顔を合わせてませんよね?」
「嗚呼、そうだな。」
「でしたら・・・姐御様が無事な姿を見せに行くのも十分なプレゼントかと思いますけど。」
チェシャネコの提案にジャバウォックは疑わしそうに首を傾げた。
「・・・そんなものはプレゼントになるとは思えないんだが?」

「でも~、姐御様はクルル様はお好きですよね?」
「嗚呼。大切な友人の一人だ」
「ならきっと大丈夫だと思います~。向こうもそう思ってくれてますよ~」
バンダースナッチにそう言われても「そうかな?」と、まだ半信半疑のジャバウォックに、バンダースナッチは更に提案を重ねた。
「では、一緒に停戦協定書でも持って行きましょうか~?あれならきっとクルル様も使われると思いますし、何より姐御様が自作できる数少ないものですしね~。」

ふむ、とまだ首を傾げていたが、他にいい案を思いつかなかったらしい。
「なら、3人で嬢ちゃんのアパルタメントにでも行ってみるか。」
「いいですね~、クルル様に出すのは気が引けますが、ケーキやお料理でも持っていきましょうか~」
「あと、ワインとかも持っていくといいかも。姐御様お酒なら作れますしね!」
2人の言葉にジャバウォックは頷いてリスボンへと向かって言った。



貴方達が生まれてきた事に感謝を。
ハッピーバースディ
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[2007.05.23(Wed) 00:35] 短編小説Trackback(0) | Comments(2)
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(*'-')ノ by ちょこぱへ
あたしの誕生日には、是非姉御さんをクダサイ!!!

Σ(- -ノ)ノ by エジンバラ@中の人
Σ姐御もらっても何の役にも立ちませんよ!?
むしろ大砲だのご飯だのたかられて凄い事n(ry

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COMMENT

あたしの誕生日には、是非姉御さんをクダサイ!!!
[ 2007.05.23(Wed) 14:50] URL | ちょこぱへ #- | EDIT |

Σ姐御もらっても何の役にも立ちませんよ!?
むしろ大砲だのご飯だのたかられて凄い事n(ry
[ 2007.05.24(Thu) 17:37] URL | エジンバラ@中の人 #K.YSh4yM | EDIT |

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